2008
01.31

STORY 21 : first step

自分の将来に悩むことは誰にでもあることだろう。そんな時は自分は何を目指すのかどこの位置に立っていたいのか、思い浮かべることが必要。まずは目指すターゲットを設定、勿論その望みが高い分だけハードルは高くその道は長く困難なものになるのは必至だ。だけど一番ここが重要でアクシデントが無い限り人は望んだ物以上には成れない。
望む位置によってはアプローチも仕方が違うので、その設定を間違えると相当な遠回りをさせられ、その達成にいつも疑問がつきまとう事になるだろう。そう最初のステップが重要で遠い所からの一歩では先は遥か彼方に霞んでみえるだけ。まあモチベーションを強く保れるならば遠回りも悪くはないけど、スタート位置で到達点が変わるのは間違いない。

Cool Night / PAUL DAVIS (1981)
まあ一歩踏み出してもいつも前が見えてるとは限らない、迷った時は焦らず足を止めてゆったりできる音でも聴くのが効果的かな、今回はそんな音を集めてみた。
ポール・デイビスは81年に田中康夫原作の映画「なんとなく、クリスタル」の挿入歌に米国で77年発表されたアルバム「Singer Of Songs – Teller Of Tales」から”I Go Crazy”が使われ話題になる。その歌声はしっとりとして哀愁が漂うが、このCool Nightはアルバム全体が伸びやかな声で明るく元気が良い印象。
今回3枚のジャケットカバーは全て日本制作盤。

良きアドバイザーが近くにいればいいのだが、そんなことは稀でまずはあり得ない。そこでなりたいターゲットのそばに接近する必要があり、その日の為に自分自身に投資することが大切になってくる。それまでは苦しい日々が延々と続くかも知れないが、ターゲットをしっかり見据えていればほんの僅かな進歩でもそこに快楽を感じとれるだろう。そう別に他人から成功と呼ばれなくても自分が満足していられれば良いわけで、他人と同じ目線で比較する事から不幸は始まる。逆にその他人との違いをプライドに変えられれば怖いものは無い。

この事は商業的クリエーターやアーティストに向けたものだが他の世界でも言えるものかも知れない。しかしターゲットが単に金持ちになりたいとか社長になりたいとかでは手段は全く異なる事だろう。お金や名誉なんておまけのようなもの、自分の価値に勝手についてくるだけで人生をクリエイトする者にとってはそんなに重要なものではない。

Not the Same / ROBY DUKE (1982)
頑張っても想いのように進めないのはこの世の常、良い時も有り悪い時もある。力の入りすぎは視野を狭め精神的にも破綻も起こす、何事も自然体で行ける寛容さが必要だ。そんな気持ちにさせてくれるのがこの一枚、CCMに分類されているがそんな気配はしない。日本盤タイトルはロングアフタヌーン、このアルバムをよく表現した上手いタイトルだ。
午後の昼下がりにこんな曲達が流れて来たら幸せな気持ちになれるかな。

具体的なアドバイスなんかはできる立場にないが、誰でも人生を自分の手でクリエイトすることはでき、それは一度しか無い人生を価値あるものにするにはとても大事なことだと思う。仕事を決める時でも夢を追いかけることでもこれは重要、将来をあいまいにしないことが差別化に繋がり自分のキャラクター形成をつかさどっていく。まあ簡単に言えば魅力的な人間になれということだ。とにかく目指した道を諦めない事、どんなに困難でも思い通り行かなくても10年続けていれば少なくともその道のエキスパートにはなれる。そのためには逃げ道を作らずそれらを切り捨てていく努力も必要、それが出来る勇気があればもうその先は一本道だ。ターゲットまで到達できるかどうかは確実なものではないが、そこまでやれば悩むことは無くなり達成感もあるだろう。自分が望んだ道を歩めるなんてそれだけで幸せ、そう肝心なのはその最初の一歩だ。

Bill LaBounty / BILL LABOUNTY (1982)
何処まで行けばたどり着けるのか、到着点ではどんな景色が見えるのだろうか。そんな事は誰にも判らないが、いつも音楽と共に歩いていることだろう。何故ならば良質な音は巻き起こる感情を豊かにし新たな感性を掘り起こす、そして次なる創造を生む。ここに挙げたビル・ラバウンティは2曲のAORの傑作を持っている。78年アルバムタイトル曲This Night Won’t Last Foreverと、このアルバムのLivin’ it up。少し湿り気のある声がこれらのミディアムスローな曲を引き立て、正に良質な時間を与えてくれる。

original sleeve
日本用タイトルや差替えジャケットを批判する人は多く、オリジナルを追求する余りに そんな否定的な意見が出るが、既に日本でプレスされた時点でそうではなくなっている。輸入盤が買えない訳ではないので何も問題無いだろう、上手く替えられたものはオリジナルを越え日本人の心に刻まれたものも多い。
ここに今回紹介した3枚のアルバムのオリジナルカバーを順に載せておく、判断はそれぞれに任せよう。

    

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